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豪の家計貯蓄2300億$、経済回復の起爆剤に

経済協力開発機構(OECD)は21日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の感染拡大に見舞われているオーストラリアの今年の国内総生産(GDP)成長予測を4%とし、5月に示していた5.1%から引き下げた。ただ、家計の累積貯蓄額が年末までに2,300億豪ドル(約18兆2,700億円)に膨らむと予想されており、これが経済再開時に成長回復に向けた起爆剤になると期待されている。22日付オーストラリアンが報じた。

OECDによるオーストラリアのGDP成長率予測の引き下げ幅は、先進20カ国の中で最大となった。ただ、ワクチンの普及によって向こう数カ月以内にコロナ関連規制の緩和が見込めるとし、来年の成長率はトレンド値を上回る3.3%になると予想した。

コモンウェルス銀行(CBA)によれば、コロナ禍における外出規制や政府からの所得支援などにより、家計の貯蓄総額は年末までに2,300億豪ドルに達する見通しという。CBAの主任エコノミストは、「貯蓄の増加と政府から提供された追加所得が、来年以降の経済回復を支えるだろう」と述べた。

世界のGDP成長率については、OECDは今年が5.7%、来年は4.5%になると予想している。デルタ株のまん延によって日本や韓国、オーストラリアなどで経済回復が阻害されているものの、ワクチン接種が進む国々では比較的打撃は少ないとの見解を示した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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