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新車の奢侈税免除、12月末まで延長決定

インドネシア政府は17日、排気量が1500cc以下の対象車種の新車購入時にかかる奢侈(しゃし)税を100%免除する措置の適用期間を、12月末まで延長したと発表した。新型コロナウイルスの流行で減速した需要を喚起し、自動車産業の成長促進につなげる。

12月末までの減税率は、排気量1500cc以下の二輪駆動車が100%となるほか、1500cc超2500cc以下の二輪駆動車が50%、四輪駆動車が25%。改正財務相令『2021年第120号』を13日付で公布、即日施行した。

NNAが独自に入手したインドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)のデータによると、1~8月の新車販売台数(ディーラーへの出荷ベース)は、前年同期比68%増の54万3,424台だった。100%免除措置が8月末で終了するとの消費者心理が働いて駆け込み需要があったとみられる。

財務省財務省財務政策庁(BFK)のフェブリオ長官は、減税措置の延長を決めた理由について、「自動車産業が回復しつつあるとはいえ、第2四半期(4~6月)時点の生産規模はまだコロナ禍前の水準まで戻っていない」と説明した。

旧財務相令『21年第77号』では、1500cc以下の車種に対する100%免除期間を8月末までとし、9~12月は減税率を25%と規定していた。ガイキンドをはじめ業界関係者らは、100%免除期間の延長を要請していた。

結果的に、9月の半月以上も過ぎてから延長を決定したことになる。財務省は17日の声明で「過払い分の税金は、(購入者から税金を徴収する)課税業者から返金される」と説明した。

奢侈税の免除を巡っては、政府は6月中旬にも急きょ、当初予定されていた5月末までから8月末までに延長した経緯がある。

政府は特定車種の新車購入時にかかる奢侈税免除措置を12月末まで延長した(アンタラ通信)

政府は特定車種の新車購入時にかかる奢侈税免除措置を12月末まで延長した(アンタラ通信)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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