フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーションは16日、医療事業に計100億ペソ(約216億円)を投資したと明らかにした。新型コロナウイルス下で医療需要が増える中、手頃な治療や医療の質の改善に取り組み、多様化する医療ニーズに応える体制を整えた。
医療部門アヤラ・ヘルスケア・ホールディングス(ACヘルス)を通じて投資した。新型コロナウイルスワクチンについては、100万回分の調達を支援した。第1弾が到着して以降、現在までに30万回分を配分した。全国24カ所で接種会場を設置し、自治体の優先対象者、アヤラ・グループや提携企業向けに接種している。
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