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珠海でコンクリ輸送停滞、香港の工事中断も

新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて中国広東省珠海市でコンクリートの輸送が足止めされており、香港の建設現場でも作業がコンクリート不足で中断に追い込まれる可能性が浮上している。4日付スタンダードが伝えた。

新型コロナの再流行に対処するため、珠海市が同市の湾仔検問所でPCR検査に当たっている人員を他の場所に回したことが原因。同検問所の税関は、コンクリートを運ぶ船舶の多くが香港入境前に通関する場所だ。

建材の業界団体、香港建築業物料聯会(HKCMA)のアンブローズ・リン最高経営責任者(CEO)によると、湾仔検問所で乗組員がPCR検査を受けて税関を通過できる船舶の数は、このところの中国本土でのコロナ感染再拡大前の5分の1以下に減少した。乗組員に義務付けられる検査の頻度も、これまでの1週間に1回から毎日に強化されているという。こうした状況により、多くの船舶が湾仔検問所周辺で立ち往生し、香港にたどり着けない状況になっている。

リン氏の話では、香港で使われるコンクリートの8割が湾仔検問所経由で輸入されている。香港域内のコンクリートの備蓄は1週間分しかなく、その分がなくなれば多くの建設プロジェクトが遅延する見通しだ。同氏は、建設工事の中断につながりかねず、現場作業員の生計に影響を及ぼす恐れがあると危惧。この問題については既に香港政府、および中国中央政府(国務院)の香港出先機関である中央政府駐香港聯絡弁公室(中聯弁)に連絡を取ったという。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 医療・医薬品その他製造建設・不動産運輸マクロ・統計・その他経済

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