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操業規制で苦境の自動車業界

新車需要堅調も納車遅延が懸念

新型コロナウイルスの流行が続くマレーシアでは、感染抑制のための操業規制で自動車業界は苦境が続いている。業界関係者は8月までの操業再開に期待を寄せるが、足元の感染状況では見通しは厳しい。唯一の明るい話題は新車需要が底堅いことだが、半導体不足やロックダウン(都市封鎖)の長期化に伴う納車の遅れが懸念されている。