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豪準備銀、量的緩和縮小を取りやめ?

オーストラリア連邦準備銀(RBA)は今月上旬に、国債購入規模を9月から1週間当たり40億豪ドル(約3,218億円)と、現在の50億豪ドルから縮小する方針を示していたが、ニューサウスウェールズ州やビクトリア(VIC)州で新型コロナウイルス関連のロックダウン(都市封鎖)が長引いていることから、アナリストの間では、RBAが9月にテーパリング(量的緩和の段階的縮小)に入る可能性は低いとの見方が広がっている。21日付地元各紙が報じた。

今月6日に開催された金融政策会合の議事録によると、RBAは会合で、「経済見通しは極めて不透明で、状況に合わせて週当たりの国債購入を増やす、または減らせるよう柔軟な対応が必要」との見解を示していた。

会合の後、シドニーのロックダウンは5週間に延長され、VIC州でも12日間のロックダウンが開始された。ウエストパック銀のエバンス主任エコノミストは、RBAが次に量的緩和政策の見直しを行う11月まで、国債購入規模を維持する可能性が高いと指摘。「一時的に、週当たりの国債購入を60億豪ドルに増やす可能性すらある」と述べた。

一方、JPモルガンのジャーマン主任エコノミストは、新型コロナ規制が解除されれば経済状況は急速に回復するとし、RBAが9月からのテーパリングを決行する可能性もあるとしている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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