拡張現実(AR)を活用して体を動かすゲームの開発を手掛ける、韓国のトゥハンズ・インタラクティブが、ベトナムの韓国系フィンテック(ITを活用した金融サービス)企業、フィンガービナと提携したと発表した。
トゥハンズ・インタラクティブのゲーム「ディディム(DDIM)」を、ベトナム市場で販売する。
「ディディム」はゲームに合わせて体を動かすことで、毎日の運動量を記録できるのが特徴だ。ゲーム内容は体力作りからヘルスケア、頭脳トレーニングまで50種類以上ある。韓国ではスポーツ施設や商業施設、イベント会場などに導入されている。
「ディディム」をベトナムで販売する背景には、新型コロナウイルス感染症による外出制限により、室内での運動のニーズが高まっていることがある。また気温が高い東南アジアでは、日中の野外活動を控え室内にいる傾向が高い点にも着目した。ベトナムでの販売後は利用者の動きや運動量をデータ化して現地の利用者に関するビッグデータを構築し、ゲーム内容の改善に役立てる予定だ。
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