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サッポロ、15日からヱビスビール販売

サッポロビールはシンガポールで「ヱビスビール」の販売を開始すると発表した(同社提供)

サッポロビールはシンガポールで「ヱビスビール」の販売を開始すると発表した(同社提供)

サッポロビールは9日、シンガポールで「ヱビスビール」の販売を開始すると発表した。今月15日から順次販売する。同国では日本ブランドが消費者に支持されているため、家庭向けを中心に販促する。

販売するのは350ミリリットル缶だ。サッポロビールの広報担当者によると、サッポログループ傘下のシンガポール子会社ポッカと、日本産飲食品の卸売販売を手掛ける現地企業マコトヤ・シンガポールの2社が代理店として販売活動を担う。

ポッカは茶系飲料でシンガポール市場のシェア1位となっており、同社の流通網を生かして大手小売企業などに売り込む。マコトヤは日本酒や焼酎など日本の酒類で幅広い取り扱いがあり、特に日系の小売企業を中心に拡販していく。

シンガポールでは酒類の消費量の中でビールの占める割合が高く、特に日本ブランドは消費者に支持されている。既に「サッポロ・プレミアム・ビール」を販売しているが、これに「ヱビスビール」を加えることでシンガポールのビール市場でプレゼンス向上を狙う。

価格は明らかにしていないが、サッポロ・プレミアム・ビールの約1.2倍という。一部の飲食店向けに販売することも想定している。

シンガポールで「ヱビスビール」は、一部のネット通販などで並行輸入で販売されている。サッポロビールの広報担当者は、「ヱビスビールを(正規代理店を通じて)販売していた時期もあったが、近年は主力商品のサッポロ・プレミアム・ビールに注力すべく、ヱビスビールを輸出していなかった」と説明。市場性などを鑑みて、改めて販売することにしたと付け加えた。

シンガポールのビール市場については、「今後の新型コロナウイルスの感染状況や行動規制の解除など時期は見通せないが、コロナ禍から脱した後には、酒類に占めるビールの割合が高く日本製品や高級なブランドを求める層も多いことから、輸入ビールにとって大変魅力的な市場だと考えている」と述べた。

シンガポールでのビール商品の販売目標などは明らかにしていない。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売り

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