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ワクチン、集団免疫へ高い壁

調達に遅れ、変異株で効果低下も

フィリピン政府が新型コロナウイルスワクチン接種による集団免疫の獲得に苦戦している。世界的な供給不足で調達計画に遅れが生じたことで、年内目標の7,000万人への接種完了には高い壁ができており、現在のペースでは2032年にずれ込むとの試算もある。国産ワクチンの製造を始める計画もあるが、ワクチンの効果を下げる恐れがある変異ウイルスに懸念が出ている。

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