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シャンなどで武装勢力攻撃、警官が多数死亡

ミャンマー北東部シャン州ラショーで10日朝、警察の建物が少数民族武装勢力に攻撃され、警察官14人が死亡したほか、2人が行方不明になった。同日午後には、北西部ザガイン管区でも別の武装勢力と市民が手りゅう弾による攻撃を行い、警察官18人が死亡したもようだ。電子メディアのイラワジが伝えた。

ラショーで攻撃を行ったのは、西部ラカイン州を拠点とするアラカン軍(AA)、シャン州を拠点とするタアン民族解放軍(TNLA)とミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の3武装勢力からなる「兄弟同盟」とみられる。兄弟同盟は3月末、国軍の市民弾圧を非難し、暴力を停止しなければ民主化運動を支援すると表明していた。付近の村落では、多数の避難民が出ているもようだ。

ザガイン管区のインド国境タムでは、同地域を勢力範囲とする武装勢力のクキ民族機構(KNO)が民衆とともに攻撃を実施。治安部隊のトラックに手りゅう弾を投げ、警察官18~19人が死亡した。国軍の兵士や警察も、手りゅう弾や機関銃で市民を攻撃したという。

北部カチン州や東部カイン州(旧カレン州)でも、複数の少数民族武装勢力がクーデター後の市民弾圧に反発。3月末から国軍の拠点に向けた攻撃を行っており、各地で衝突が続いている。

兄弟同盟が攻撃を行ったラショーは、中国との国境貿易拠点ムセにつながる幹線道が通るが、国軍の部隊が地域の主要道を封鎖しているもようだ。ムセでの貿易は今月初旬、中国側の市場でミャンマー人の新型コロナウイルス感染が確認されたことにより停滞している。今回の衝突により、幹線道の往来にも支障が出る恐れがある。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: 政治社会・事件

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