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テイクオフ:日本の春の色は桜色だが…

日本の春の色は桜色だが、台湾の春の色は緑。初めて台湾に来た時にそう思った。時期はちょうど4月で、台湾の高い春の日差しが若葉を一段と青々しくみせていた。当時の春の情景を忘れることはなく、今も早春を迎えると、旅行気分が募る。

「清明節に台東でも行こうか。お義母さん(台東出身)連れて」。今年の3月初旬に台湾人の妻にそう言った。東部の新緑に囲まれて仕事の疲れを取る。そんな腹積もりだった。でも妻の顔は浮かない。1歳の娘を連れて旅に出る面倒を想像し、うんざりしている様子だった。

あの時、妻が笑顔でうなずいていたら、どうなっていただろう。義母は飛行機が苦手で、選択肢は鉄道のみ。惨劇の台東行きの列車に乗り合わせた可能性は十分にある。日常のささいな選択次第で、人は簡単に死ぬ。50人の死を伝えながら、そんな冗談みたいな真実をかみしめた。(陳)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 運輸社会・事件

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