ベトナム南部ビントゥアン省のファンティエット空港建設計画は、軍用施設の投資手続きに対する首相承認を待つばかりとなり、今月中にも建設が再開される見通しだ。6日付ダウトゥ電子版が報じた。
チャン・ドン国防次官が5日、ビントゥアン省人民委員会と事業主のランドン・グループとの会合で明らかにした。同空港は軍民共用空港で、民間部門はランドンがBOT(建設、運営、譲渡)方式で実施する。投資額は3兆8,330億ドン(1億6,600万米ドル、約180億円)。軍用部門の投資額は約8兆ドンを見込む。
空港は2015年に着工式が開催されたが、その後国際民間航空機関(ICAO)が定める基準コードの「4C」から「4E」への引き上げなど変更が相次いだことや、軍用部門の手続き問題で工事が止まっていた。空港の面積は545.56ヘクタールで、土地収用作業は完了している。
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