シンガポール陸上交通庁(LTA)は4日、電気自動車(EV)の普及を目指す政策の一環として、2025年までに国内8カ所で「EVレディータウン」を構築すると発表した。公営住宅(HDBフラット)の駐車場にEV充電設備を完備する。
面積当たりの駐車場の数が多く、電力供給能力に余裕がある、北東部アンモキオ、プンゴール、東部ベドック、中央部クイーンズタウン、西部ジュロン・ウエスト、チョアチューカン、北部センバワン、テンガの8地区を選定した。30年までに、国内全ての地区をEVレディータウンにしたい考えだ。
今後、新たに建設する公営住宅の駐車場では、EV充電設備の設置や電力供給能力を一定水準以上にすることを義務付けるほか、民間集合住宅でもEV充電設備の整備に助成金を出す方針だ。詳細は改めて公表する。
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