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ASEAN加盟国の非難強まる

ミャンマー情勢、主要国が自制要請

東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の間で、ミャンマー情勢に対する非難の声が高まっている。同国国軍による発砲などで多数の犠牲者が出ているためで、シンガポールのリー・シェンロン首相は2日、「国軍による致死的な実力行使は受け入れられない」と強い口調で批判した。加盟各国の他の閣僚からも、事態の収束に向けて早急に対応する必要があるとの声が相次いでいる。同日にはASEAN臨時外相会議が開催され、会議後にミャンマーを平和的かつ建設的に支援するとの議長声明を出した。