いじめる人は楽しくても、いじめられる側は死ぬほどつらい――。韓国のバレーボール選手のイ・ダヨン選手が、自らのSNSに書き込んだ内容だ。このコメントを見たファンは、代表チームの中心であるキム・ヨンギョン選手からダヨン選手がパワハラを受けたのではないかと心配した。
ところが、ダヨン選手と同じ中学に通った4人が、そのSNSを見て「ダヨン選手からいじめを受けた」と暴露。形勢が逆転した。ダヨン選手と双子の姉のジェヨン選手が、バレーボールの元代表選手だった母の威を借りて、先輩後輩を問わず、自分たちの洗濯をさせるなどのいじめをしていたという。ダヨン選手はキム選手をパワハラの加害者に仕立て上げようとしたが、逆に自らが無期限の出場停止処分を受ける羽目に。
これも身から出たさび。事実をしっかり受け止めて、再起してほしい。(智)
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