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日系企業の35%が業績改善

20年4Q、足元では回復に一服感

香港に拠点を構える日系企業のうち、2020年10~12月の業績が前期(7~9月)と比べて改善した企業の比率は35.1%で、前期から3.2ポイント拡大した。日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所などが25日、最新の調査結果を発表した。一方、21年1~3月の業績が改善するとの見通しを示した企業の比率は14.3%と、前期から11.1ポイント縮小した。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、回復基調に一服感が出るとの見方が強まっている。