インド鉄道省は16日、同国東部ビハール州ジャイナガルとネパール南東部クルタを結ぶ広軌の鉄道線路は3月末までにクルタから17キロ離れたビジャルプラまで延伸されると発表した。
線路の敷設は、ジャイナガルとバルディバスを結ぶ鉄道整備事業の一部。線路の全長は69キロで、費用は全てインドが拠出する。クルタとビジャルプラを結ぶ区間の整備費は55億ルピー(約78億円)。残るビジャルプラとバルディバスを結ぶ区間の整備は、ネパール側から用地の提供を受けた後で開始する。
発表によると、ジャイナガルとクルタの間では2014年まで狭軌の線路で列車が運行されていた。鉄道省によると、広軌の線路で旅客列車が運行されるのは、ネパールでは初めてだ。
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