東南アジア各国で、新型コロナウイルスのワクチンに関するニュースをよく目にするようになった。特に見かけるのは、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)、米ファイザー、英アストラゼネカ、ドイツのビオンテックなどの製薬会社のワクチンだ。
シンガポールでは、昨年12月30日から医療従事者を中心に、ファイザーとビオンテックが開発したワクチンの接種が開始された。既にリー・シェンロン首相のほか、ガン・キムヨン保健相など複数の閣僚も接種を受けている。国民や居住外国人の希望者全員に無料でワクチンが提供される予定だ。
もちろん自身も無料で接種できるわけだが、果たして機会が回ってきた時に、受けるべきかどうか。食品などにアレルギーが多い体質のため、心配な面があるのが正直な気持ちだ。他国の事例も踏まえ、もう少し様子を見てみたい。(真)
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