独立系の調査・コンサルティング会社メディア・パートナーズ・アジア(MPA)の報告書によると、インドのオンライン動画配信市場は、2025年までに45億米ドル(約4,700億円)規模にまで拡大する見通しだ。ライブミント(電子版)が11日に伝えた。
新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり」需要が後押しし、オンライン動画配信市場の20~25年の年平均成長率(CAGR)は26%に達する見込み。45億米ドルの内訳は、動画広告が26億米ドル、定額制(サブスクリプション)の動画配信サービスが19億米ドル。
一方、20年のインド動画配信市場の規模は14億米ドルだった。このうち64%は広告、残りの34%は定額制サービスが占めた。
国内でサービスを提供する動画配信サイトのうち、20年のシェア首位は米グーグル傘下の「ユーチューブ」で43%。これに米系ディズニー・インディアが保有する「ディズニー・プラス ホットスター」(16%)、米動画配信サービス「ネットフリックス」(14%)、米アマゾン・コムが運営する「アマゾン・プライムビデオ」(7%)などが続いている。
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