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出稼ぎ者に帰省前倒しの動き

移動制限を警戒、人手不足に拍車か

中国各地で冬季に入り新型コロナウイルスの集団感染(クラスター)が発生していることを受け、春節(旧正月、今年は2月12日)期間に移動制限が敷かれることを警戒し、メーカー従業員が帰省を前倒しする動きが出ているもようだ。製造業の景気が回復する中、生産の重要な担い手となっている出稼ぎ労働者(農民工)の不足問題に拍車がかかることも懸念される。