フィリピンの世論調査機関パルス・アジアが7日発表した調査で、フィリピン人の94%が新型コロナウイルスへの感染を懸念していることが分かった。一方、コロナワクチンを「接種しない」と回答した人は47%に上った。
新型コロナへの感染を懸念しているかとの質問で、「とても心配している」が74%、「ある程度心配している」が20%、「どちらとも言えない」と「心配していない」がそれぞれ3%だった。
地方別に見ると、いずれの地方も9割以上が「心配している」と回答したが、ビサヤ地方が99%と最も高かった。
一方、既にワクチンが利用可能な状況であれば接種するかとの質問では、「接種しない」が47%と、「接種する」の32%を上回った。ワクチンを接種しない理由として、「安全かどうか分からない」と、安全性を不安視する回答が84%を占めた。
調査は2020年11月23日~12月2日、全国の18歳以上の2,400人を対象に対面方式で実施した。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。