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鴻海研究院が始動、新興5分野をR&D

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業は4日、昨年6月に立ち上げた研究拠点「鴻海研究院」の始動式典を開催した。人工知能(AI)や次世代通信技術など5分野の研究開発(R&D)を手掛け、未来の成長分野の技術を自前で確保する狙いだ。

鴻海の研究拠点「鴻海研究院」が始動した。AIや次世代通信技術など5分野のR&Dを手掛け、未来の成長分野の技術を自前で確保する=4日、台北(鴻海提供)

鴻海の研究拠点「鴻海研究院」が始動した。AIや次世代通信技術など5分野のR&Dを手掛け、未来の成長分野の技術を自前で確保する=4日、台北(鴻海提供)

鴻海研究院は傘下にAIや半導体、次世代通信技術、情報セキュリティー、量子コンピューターの5分野に特化した研究所を置く。各研究所は新技術のR&Dを行い、各種産業への応用や人材育成などを進める。今後は産学提携を推進し、鴻海グループ各社との技術交流プラットフォームとしても活用する考えだ。

鴻海研究院の院長は劉揚偉董事長が務め、執行長には台北市政府資訊局長や台北富邦銀行の数位長を歴任した李維斌氏が就く。量子コンピューターの研究所長はシドニー工科大学副教授の謝明修氏、AIの研究所長は台湾中央大学副教授の栗永徽氏がそれぞれ就任すると発表した。経済日報によると、李執行長は情報セキュリティーの研究所長も兼任する。

式典は鴻海が台北市に持つ拠点の鴻海内湖大楼で開かれ、鴻海創業者の郭台銘氏は「鴻海研究院の研究結果は、鴻海の向こう3~7年の成長戦略を支える。研究院は非常に重要な役割を担う」と述べた。

劉董事長は「研究院が鴻海の永続発展の礎になる」と強調した。研究院の予算に上限は設けないという。

鴻海研究院の発足は、鴻海が目指す「頭脳密集型」への事業転換を見据えた動きの一環。鴻海は今後、「電気自動車(EV)、デジタル医療、ロボット」の3大産業と「AI、半導体、次世代通信技術」の新興3大技術の「3+3」戦略に対する投資を加速する方針。鴻海研究院の設立によって、「3+3」戦略を推進する上での技術を自前で確立し、製品のイノベーションを強化していく考えだ。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信

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