オーストラリアでも新型コロナウイルス危機に伴う巣ごもりで新しい趣味を見つける人が増えたようだ。ネットで検索すると、ガーデニングやアート、ヨガ、外国語の習得など、余った時間を有効に活用しようという意識高い系が目立つ。
息子が週末に通う日本語学校の校舎前に大型バイクが停まっていた。アメリカン・ホンダの旧式の「ゴールドウイング」。興味津々で見ていると、ライダースジャケット姿のひげ面のオージー男性が近づいてきた。ちょっと身構えたが、サングラスを外すと息子の同級生の父親だった。「これもコロナ下のホビーだよ」と流ちょうな日本語で彼。後部座席に子どもを乗せられるし、気に入っているという。「人生は1度切りだから、楽しまなくちゃね」。うーん、かっこいい。
帰宅し、上達が止まっているウクレレを取り出し、ぽろんと弾いてみた。(城一)
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