会社の昼休みによく利用する世界的な某飲食チェーン店。先月また店に行くと、いつもいる店員が珍しくマスクをしていなかった。店長が不在だったため気が緩んだのだろう。客はどう思うだろう、と見渡すと、そもそもレジに並んでいる客2~3人もマスクを着用していなかった。
今月から台湾の新型コロナウイルス感染症の対策が秋冬版に強化された。来年2月28日までの期間中は、政府が指定する場所でのマスク着用を義務付けている。違反した場合、1万5,000台湾元(約5万5,000円)以下の罰金が科される。だが、一般の飲食店は指定場所に含まれていない。
コロナ感染者数が他国・地域に比べて少ない台湾。とはいえ消費者としては、店員や客がコロナ対策をしているのを見ると、安心感が増す。たとえ着用義務がない場所だとしても、身を引き締めていきたい。(晶)
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