昭和のジョークグッズ「笑い袋」。子どもの頃に漫画「ちびまる子ちゃん」で知り、憧れた記憶がある。83歳の台湾人の口からこの単語が出てくるまで、すっかり存在を忘れていた。
彼は日本を10回以上訪れたことがあるといい、その一つ一つについて紹介してくれたのだが、中でも思い出に残っている出来事の一つがこの笑い袋なのだという。当時日本で大変はやっており、彼自身は3個購入。同行者全員の購入量は12個に上ったという。
その場でこの話を聞いていた、笑い袋を知らない台湾人に「小さな袋の中に機械があって、袋越しにボタンを押すと、ワッハッハッハと笑い声が流れるんだよ」となんとも愉快そうに説明する姿から、当時彼が日本で笑い袋に出会ったときに感じたおかしさや楽しさが伝わってくるよう。私の心も昭和にタイムスリップしたひとときだった。(屋)
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