英スタンダード・チャータード銀行が25日発表した調査報告によると、台湾のミレニアル世代(1980~2000年前後生まれ)の52%は、「新型コロナウイルス感染症のまん延によって、日常の収支均衡が困難になった」と回答した。世界平均(41%)を上回った。経済日報などが伝えた。
調査は世界12カ国・地域の1万2,000人に実施した。台湾のミレニアル世代の35%は、過去1カ月で借入額が増えたと回答。ただ、49%は現在影響を受けているものの、将来的には資産形成の目標を達成できると答えた。
台湾のミレニアル世代のうち、現在銀行のデジタルサービスやネットバンキングを利用していると回答したのは32%だった。
26%は資産形成の目標達成のため、支出や資産の動きをより詳細に追跡することを望んでおり、このうち29%は、新型コロナウイルスのまん延後にデジタルの資産管理ツールや家計簿アプリの使用を始めた。全体の44%は、向こう3年内に同様のシステムを使用する考えを示した。
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