シンガポール政府系の不動産開発大手メープルツリー・インベストメンツは24日、福岡県の倉庫用地を取得したと発表した。同社が九州に進出するのは初めて。九州で最大規模の倉庫施設を開発する。投資額は5億5,000万Sドル(約427億円)超となる。
福岡県筑紫野市にある11万6,319平方メートルの倉庫用地を取得した。2棟から成る4階建て倉庫を開発する。トラックが階上に直接乗り上げることができるランプウエーも設ける。
2023年に1棟目、24年には2棟目の倉庫がそれぞれ完成・稼働する予定だ。総延べ床面積は23万1,648平方メートルで、九州でも有数の大きさを誇る倉庫施設になるという。
九州自動車道の筑紫野インターチェンジや福岡空港、福岡市の中心部にも近い場所に立地しており、多様な産業の倉庫需要を見込む。
メープルツリーは日本で、物流施設やオフィスビルなど28軒の不動産を所有・運営している。
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