インド旅行業者協会(IATO)は政府に対して、電子ビザ(Eビザ)および観光ビザの再発給と国際線の運航正常化に向けた日程を公表するよう求めている。エコノミック・タイムズ(電子版)などが23日に伝えた。
IATOのサルカル会長は、「政府の計画を旅行業界が前もって把握しておくことで、海外の旅行会社と旅行客にインドが安全な観光目的地であるとアピールできる」とコメント。海外旅行客は3~6カ月前から旅行の予定を立てるため、時宜を得た対応を取らなければ、業者と旅行客は他の目的地を選択し、インドは来年の観光シーズンに商機を逃すことになると訴えた。
サルカル氏はまた、「新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたにもかかわらず政府から意味のある支援が受けられなかった旅行業界にとって、日程の公表は励みになる」と語った。
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