• 印刷する

〔オセアニアン事件簿〕偽のズーム招待で詐欺!豪州投資企が大損

オーストラリア・シドニーのヘッジファンド、レヴィタス・キャピタルが、ビデオ会議のZoom(ズーム)の偽の招待に起因する詐欺により、870万豪ドル(約6億6,000万円)の損害を受けたことが分かった。在宅勤務の増加によりセキュリティーがぜい弱となり、今年に入ってから金融企業へのデジタル犯罪が相次いでいるようだ。23日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

調査によると、レヴィタスの共同創業者であるファガン氏とブルックス氏が9月初旬に偽のズーム招待をクリックしたことで、同社のネットワークに植え込まれていたマルウエアが作動。これにより同社のシステムを制御できるようになったサイバー犯罪者は、合計870万豪ドルの架空請求書を不正に送付し、受託会社AETコーポレート・トラストと管理会社エイペックス(Apex)が誤って承認したという。

承認された金額のうち一部は、ユニーク・スター・トレーディングという企業のオーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のバンクスタウン支店の口座に振り込まれ、66回の取引により分割して引き出されたとみられる。レヴィタスはユニーク・スターとの関連は一切なく、ANZの同口座との取引も過去にない。

ファガン氏は「気づくべき危険信号がいくつもあった」と振り返り、「資産運用は多岐にわたる重要な確認を実施することで成り立っているが、今回はこれを怠ったことによる明らかな失敗。受託会社と管理会社は取引を止めるべきだった」と指摘した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融IT・通信社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

豪通信TPG、大容量データの新格安プラン(01/16)

伊藤忠、豪などの一般炭事業放出へ(14:04)

テイクオフ:周囲に70歳代以上の知…(01/15)

豪世帯・企業貯蓄、2千億$増 「景気回復に十分な資金力」(01/15)

VICが職場復帰へ、QLDは鉱山で隔離か(01/15)

コロナ対策の企業、出社拒否の社員解雇可?(01/15)

豪政府、ワクチンの追加確保に奔走(01/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン