頭が疲れた日は、台北北部の自宅まで歩いて帰ることがある。途中で必ず立ち寄るのが花博公園。自身が初めて仕事で台湾を訪れたのは2010年に開かれた台北国際花博の開幕直前だったと記憶している。花博公園の施設は古くなったが、老弱男女が集まって来るのは今も昔も変わらないように感じる。
台北捷運(MRT)円山駅そばにあり、昔サッカー場だった花博公園の施設の周辺には夜になると、高校生か大学生らしい学生が多くやって来る。彼ら彼女らは好きな音楽を掛け、ダンスに興じる。多い時は大小数十のグループが集まり、なかなか壮観だ。
その脇では中高年のグループが太極拳で剣を振るっていたり、若い女性らがヨガをやっていたり。機材を持ち込んで野外のカラオケ大会を楽しむグループもある。それぞれが好きなことをやっている。そんな自由な空間が何だか楽しい。(崇)
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