• 印刷する

イオンモール、12月14日ハイフォン店開業

イオンモールは2日、ベトナムの首都ハノイで記者会見し、同国北部ハイフォン市のショッピングモール「イオンモール・ハイフォン・レチャン」を12月14日にオープンすると発表した。同国を東南アジアの最重要拠点と位置付け、2025年までに20店体制とする。イオングループは、ハノイ周辺ではスーパー「マックスバリュ」の展開に乗り出しており、向こう5年で100店体制を築く方針だ。

イオンモールが12月14日にオープンするショッピングモール「イオンモール・ハイフォン・レチャン」の完成イメージ図(同社提供)

イオンモールが12月14日にオープンするショッピングモール「イオンモール・ハイフォン・レチャン」の完成イメージ図(同社提供)

イオンモール・ハイフォン・レチャンは同市初のイオンモールで、ベトナムでは6店目となる。190店が入居できるスペースを用意しており、イオングループの総合スーパーを含む177店が同日に開業する予定だ。

同モールは、敷地面積が9万3,000平方メートル、延べ床面積が15万8,000平方メートル、総賃貸面積が7万平方メートル。自動車1,700台、バイク7,000台分の駐車場も用意し、ハイフォンで最大のショッピングモールとなる。新たな雇用創出は約3,000人となる。

コアテナントとして、イオンベトナムが運営する総合スーパー「イオン・ハイフォン・レチャン」が入居する。売り場面積は1万3,415平方メートル。店内には面積が800平方メートルの生鮮食品売り場があり、ベトナム南部で養殖が盛んな淡水魚パンガシウス(ベトナム名:チャー、バサ)やサーモンなどを提供する。飲食コーナー「デリカエリア」は面積1,400平方メートルで、300席以上を設ける。

イオンモール・ハイフォン・レチャン内への出店が決まっている177店のうち、15店がベトナム初出店で、ハイフォン初進出は89店。ハイフォン初出店の店には、日本人経営のレストラン「Pizza 4P’s(ピザフォーピース)」も含まれる。

イオンモールベトナムの中川哲以社長は「ベトナムは東南アジア諸国連合(ASEAN)の最重要拠点と位置付けている」と語った。ASEANではほか、インドネシアに3店、カンボジアに2店展開している。ベトナムは店舗数が現在も最多。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)の影響で20店達成が可能かどうか難しいところだが、目標を維持する。

ハイフォン市の新店舗について語るイオンモールベトナムの中川哲以社長=2日、ハノイ

ハイフォン市の新店舗について語るイオンモールベトナムの中川哲以社長=2日、ハノイ

■マックスバリュで「空白地帯」埋める

イオンベトナムの西峠泰男社長は「ハノイ近郊では、マックスバリュを試験的に2店舗出店したところで、同地域で25年までに100店舗体制を目指す」と話した。同社は、ハノイを中心にスーパーを展開する地場ファースト・ベトナム(フィビマート)との業務・資本提携を2年前に解消し、同地域が空白地帯となっていた。

西峠氏は「当初はマックスバリュの面積を300~500平方メートルと想定していたが、強みを生かすためには500平方メートル以上が必要になる」と指摘した。イオンベトナムの強みは、生鮮食品と飲食コーナー。ハノイ近郊では伝統的な商業形態が強いが、今後は◇ライフスタイル◇消費者ニーズ◇競争――が変化していくとみており、需要の変化を取り込んでいく方針だ。

イオンベトナムは、南部では別の地元企業との提携でスーパー「シティマート(Citimart)」を展開している。


関連国・地域: ベトナムカンボジアインドネシア日本ASEAN
関連業種: 食品・飲料建設・不動産小売り・卸売り

その他記事

すべての文頭を開く

ワクチン調達「リスク取る必要」、保健相(04/16)

ワクチン接種、4割自主判断 安全性懸念し「帰国接種」希望も(04/16)

海外事業拡大先でベトナムは2位、ジェトロ(04/16)

バンブー航空、米国で3QにIPO計画(04/16)

タンカンハイフォン港、大型コンテナ入港可(04/16)

マツダの「CX―30」を投入、Thaco(04/16)

錦湖タイヤが越工場増強、北米向けでシフト(04/16)

ホアファット、1Qの粗鋼生産量が国内最大(04/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン