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宏碁がノートPCをインド生産か、政府要求

台湾パソコン大手の宏碁(エイサー)は、インドでノートパソコンを生産する方針だ。インド政府が2022年の調達条件として国内生産を求めているためで、エイサーは28日、インド生産に向けた対応に乗り出していることを明らかにした。中央通信社などが伝えた。

台湾区の侯知遠総経理によると、エイサーはインドにデスクトップパソコンの組み立て工場を持つが、ノートパソコンは生産していない。現在はインド地場の小規模EMS(電子機器の受託製造サービス)と提携して生産するか、自社のデスクトップパソコン工場をノートパソコン向けに振り替えるなどの方法を検討。サプライヤーとの間でも話し合いを進めている。

同社のインド事業の売上高は、政府の調達案件が60%を占める。

エイサーは、米グーグルの基本ソフト(OS)を搭載した廉価版ノートパソコン「クロームブック」の売れ行きが好調だ。アジア地区向けの今年第3四半期(7~9月)の出荷台数は前年同期比6.8倍となり、このうちインドは5.2倍にそれぞれ急伸した。新型コロナウイルス感染症による在宅勤務・学習の増加がノートパソコンの需要を押し上げた。

■チップ開発計画はなし

エイサーの高樹国・共同営運長は28日、「現時点でチップを自社開発する計画はない」と明らかにした。米アップルが自社開発のチップを搭載したパソコンを発表するとの報道を受けた発言。

高共同営運長は「自社で開発するのであれば、まず顧客にどのような価値を提供できるか自問しなくてはならない。より多くの価値を生み出せない事業は、われわれの当面の目標ではない」と述べた。


関連国・地域: 台湾インド
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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