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ラカイン北部など投票見送り、紛争で

ミャンマー選挙管理委員会(UEC)は16日、少数民族武装勢力と国軍が衝突している西部ラカイン州の半数以上の選挙区で、11月8日の総選挙を実施しないと発表した。安全な選挙実施が見込めないと理由を説明している。投票が行われない選挙区で既存議席が多い地方政党が議席を減らし、与党が優勢になる可能性がある。

総選挙が実施されないことになったのは、ラカイン州のほか、北部カチン、東部カイン(旧カレン)、東部モン、北東部シャンの各州および中部バゴー管区の一部。対象選挙区の改選分は、次期政権下で空席になる見通し。

ラカイン州では、全17郡区のうち仏教徒の少数民族武装勢力「アラカン軍(AA)」と国軍の戦闘が散発する北部9郡区で全面的に取りやめとなり、その他4郡区で部分的な中止となる。

地元メディアによると、選挙が予定通り行われる残り4郡区のうち3郡区では、2015年の前回総選挙で現与党・国民民主連盟(NLD)が議席を獲得。ラカイン州議会の半数を占める第1党で、連邦上下院にも22議席を保有する民族政党アラカン民族党(ANP)は今回の選挙中止で多くの議席を失い、影響が軽微な与党に比べて勢力がそがれる恐れがある。アラカン民族党所属の下院議員のウー・フラ・ソー氏は「選管の判断は想像を超えており、反論する予定だ」と話した。

ラカイン州では今月5日に発生した国軍とアラカン軍の銃撃戦に巻き込まれ、イスラム教徒少数民族ロヒンギャ5人が死亡。14日には、国民民主連盟の候補者3人がアラカン軍と見られる犯人に拉致される事件が発生した。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: 政治

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