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マイニュース、韓国コンビニ「CU」を出店

マレーシアのコンビニエンスストア大手、マイニュース・ホールディングスは、2021年上半期(1~6月)に韓国のコンビニ大手CUのマレーシア1号店を出店する。韓流ブームを追い風に、来年中に50店、向こう5年で500店の出店を目指す。CU向けの中食商品の生産には、マイニュースと合弁を組む日系企業が参画する見通しだ。

マイニュース傘下のMYCUリテールとCUを運営するBGFリテールが12日、ライセンス契約を結んだ。ライセンスは10年間有効で、10年追加のオプションも付いている。

マイニュースは1996年にコンビニ市場に進出し、「myNEWS.com」「WHスミス」などのブランドで、現在は約600店を展開している。同社は声明で、「既存ブランドに韓国からCUを加えることで、マレーシアの消費者に新たな選択肢を与えることができる」と述べた。

BGFリテールは「マレーシアは19年の1人当たり国内総生産(GDP)が約1万1,000米ドル(約115万9,100円)と東南アジアで3番目に高い。消費意も旺盛なため、成長が期待できる」とした。新規開店とともに、マイニュースの既存店舗のブランド転換も検討しているという。

■日系出資の工場で中食生産へ

マイニュースは、スランゴール州プタリンジャヤにある同社の食品加工工場で、CU向けの中食製品を生産する計画だ。工場の余剰能力をCU向け製品に振り向けることで、稼働率を上げるとしている。

マイニュースは17年、中食事業の強化で日本のグルメ杵屋(大阪市)、リョーユーパン(福岡県大野城市)とそれぞれ合弁会社を設立。プタリンジャヤ工場で日本の技術や知見を取り入れたおにぎり、弁当、サンドイッチ、パンなどの中食製品を手掛けている。

新たにCUブランドの製品を製造するに当たり、グルメ杵屋の広報担当者はNNAに対し、「マイニュース側から事前の打診はあったが、具体的にどのように商品を供給するかは、今後の話し合いで決める」と説明した。CUから提供されたレシピでの生産、もしくは商品開発から携わることになる可能性もあるという。

一方、リョーユーパンの関係者は、「新型コロナウイルス感染症の流行を受けて工場の稼働率が落ち込む中、新たなブランドでの生産は、製造サイドとしては歓迎」とコメント。「詳細は未定だが、新たにCU向けの別ブランドを立ち上げる見通しだ」と説明した。

現在日系2社の中食製品は、クアラルンプール首都圏周辺のマイニュース店舗のみの展開となっている。立ち上げから順調に成長軌道に乗っていた中食事業は、新型コロナ感染症抑制の活動制限令による店舗の休業などで売り上げが低下。現在、工場の稼働率は35%程度にとどまっているという。


関連国・地域: 韓国マレーシア
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済社会・事件

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