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入国制限緩和を巡り論争過熱

経済界、隔離期間の短縮求める

観光大国であるタイで外国人の入国制限緩和を巡り論争が過熱している。タイ政府は当初、きょう8日に特別観光査証(ビザ、STV)を取得した長期滞在旅行者の受け入れ開始を予定していたが、受け入れ準備に時間が必要との理由で延期した。これに対して、新型コロナウイルス感染症経済対策センター実行委員会は早期の入国制限緩和を政府に求めているほか、経済界からはビジネス目的の外国人の受け入れ拡大と入国後の隔離期間の短縮を求める声が上がっている。