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日本映画祭2020、15日から5都市で順次上映

国際交流基金は9月30日、今月15日から始まる「日本映画祭2020」の開会式典を、首都クアラルンプールの日本大使公邸で実施した。首都圏クランバレーを皮切りにペナン、ジョホール州ジョホールバル、サラワク州クチン、サバ州コタキナバルの5都市で10作品を順次上映する。同映画祭は今年で17回目となる。

コロナ禍で日本での封切りが延期となった「子供はわかってあげない」(沖田修一監督)が同映画祭を通じて本国に先駆けマレーシアで初公開される。

式典の冒頭、岡浩駐マレーシア日本大使は、新型コロナウイルス感染症対策の活動制限令も相まって、オンラインでの映画鑑賞が浸透する中、「劇場の大型スクリーンでは喜びや悲しみ、涙を皆で分かち合える感動がある」と述べ、エールを送った。また、映画を通じて触れた日本の文化や生活様式、言葉を「実際に日本を訪れた時に体験してほしい」と呼び掛けた。

上映作品は、▽「ダンスウィズミー」(矢口史靖監督)▽ハロー・ワールド(伊藤智彦監督)▽マスカレード・ホテル(鈴木雅之監督)▽一度死んでみた(浜崎慎治監督)▽子供はわかってあげない(沖田修一監督)▽ステップ(飯塚健監督)▽カツベン!(周防正行監督)▽ザ・ファブル(江口カン監督)▽嘘八百 京町ロワイヤル(武正晴監督)▽八代健志ストップモーションアニメーション短編集(八代健志監督)――の10作品。

「カツベン!」「子供はわかってあげない」「嘘八百 京町ロワイヤル」の3作品は、国際交流基金クアラルンプール事務所が選出した。島田靖也所長はNNAに対し、「劇場上映のほか、オンライン形式で作り手と観客が交流できる場も設けた。劇場には日本人にも足を運んでもらいたい」と話した。国際交流基金のウェブサイト上で、行定勲監督がビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って遠隔で制作した短編作品とインタビューを10月初旬に公開するほか、同映画祭でこれまで扱ってきた作品の中から20作品を11月下旬に上映する。

日本映画祭2020は、国際交流基金が主催し、マレーシア日本大使館のほか、三菱商事などが協力。コクヨが協賛企業として参加している。地場映画館チェーン大手ゴールデン・スクリーン・シネマズ(GSC)が劇場を提供する。鑑賞券(9リンギ=約230円)は8日から劇場やGSCのウェブサイトで発売する。上映スケジュールは国際交流基金のサイト<www.jfkl.org.my/events/jff-2020/>で確認できる。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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