• 印刷する

年末の団体旅行に期待、再流行不安も

ベトナムの旅行業界から、今年末にかけた国内団体ツアー需要に期待する声が高まっている。新型コロナウイルスの第2波が収束し、家族や企業などの団体旅行が増えてきている。保健省からは気温の低下に伴い再発リスクも高まると警告する声が出ており、旅行各社の関係者は期待と不安に揺れる。

27日付サイゴン・ザイフォンによると、旅行代理店TSTツーリストのマーケティング部門長、グエン・ミン・マン氏は「年末の社員旅行への相談が増えてきている」と話した。今月には、約600人分の旅行を手配。MICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)分野も繁忙期に突入し、ニーズが高まるとみている。

フィディツアーは、新型コロナが押さえ込まれている状況が続けば、100~500人にサービスを提供できると見込む。南部ニャチャンやフーコック島などへの旅行を計画する企業・団体が増えているという。

ただ、「(国内)旅行者はまだ、新型コロナを心配している」(リエンバントラベルのトゥ・クイ・タイン取締役)との声もある。運休となっていた国際線も段階的に再開されていき、来年前半を視野に台湾、香港、中国本土などと往来再開を調整しているが、感染症の動向に左右される。

24日の新型コロナウイルス感染症防止国家指導委員会の会合では、保健省の専門家が◇不法入国者◇正規入国するも隔離措置・経過観察に完全に従わない人◇市中感染◇感染が拡大している国・地域からの輸入品――の4つの経路からの感染リスクがあると報告した。特に、外国人の入国が増えることで感染対策の統制が取れなくなり、再発することが大きな懸念とされている。

7月下旬に中部ダナン市から第2波が広がるまでは、約100日間、市中感染が出ていなかった。政府関係者は、油断が危機を呼んだとして警戒している。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 医療・医薬品観光マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

ベトナムへの投資支援加速 UOB銀行、11億ドル誘致へ(12/04)

テイクオフ:インドシナ戦争を追った…(12/04)

第3波の追跡急ぐ、市中感染見つからず(12/04)

沖縄企業、淡水化装置をベトナムに輸出(12/04)

ベトナム国鉄、インフラ使用料削減を要請(12/04)

長期滞在希望先、マレーシアが14年連続首位(12/04)

アジア昇給率4.3%予測、コロナ影響=NNA(12/04)

南北高速道、PPP2区間を公共投資へ(12/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン