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豪資源輸出、今後2年で約400億$減少も

オーストラリアからの資源・エネルギー輸出額が、今後2年で約400億豪ドル(約2兆9,750億円)減少すると見込まれていることが、産業省の第3四半期(7~9月)の報告書で分かった。産業省は、2020/21年度の輸出額が2,560億豪ドル、21/22年度は2,520億豪ドルに減少すると予測。第2四半期の報告書から下方修正した。今後のエネルギー輸出量の減少や資源相場安が影響する見通しだ。オーストラリアンなどが伝えた。

19/20年度(19年7月~20年6月)の資源・エネルギー輸出額は、鉄鉱石の輸出額が1,000億豪ドルを超えたことが寄与し、過去最高の2,900億豪ドルに達した。金と鉄鉱石の需要が堅調だったが、石炭と液化天然ガス(LNG)の需要と価格が落ち込んでいた。

ただ産業省は、鉄鉱石の価格が今後下落し輸出額が800億豪ドルにまで下落すると予測している。また中国との関係が悪化していることや、中国がブラジルに鉄鉱石の生産再開と生産量の増加を促しているため、同国からの需要が減少する可能性も高いようだ。

石炭に関しても、アジア諸外国の電力会社が、燃料を石炭からガスに移行させているため、20/21年度は石炭の輸出額も170億豪ドル減少すると予測している。

エコノミストは、貿易摩擦で中国との緊張状態が続いているため、石炭、LNG、鉄鉱石の輸出額は減少する可能性が高いと指摘。また新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で石炭輸出業者は、世界中の工場建設の延期など直面する課題が複雑化しており、石炭の需要は横ばいのまま価格が下落する可能性があるとした。


関連国・地域: 中国オーストラリア
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

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