米国のハワイ州が、早ければ10月１日までにオーストラリアに対して観光目的での受け入れ再開を計画していることが分かった。ハワイ州政府は、日本も含めた環太平洋渡航自由化圏を立ち上げ、観光業の復興を図る狙いだ。現在浮上しているアイデアは、観光客に14日間高級リゾートホテル内に滞在してもらい、その後は外出を自由にするものだという。これが実現すれば、オーストラリアにとって初めての「観光バブル」となる。だが、実現には乗り越えるべき難題も予想される。