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首都圏で再びコロナの猛威

集団感染続く、警戒「2段階」へ

韓国のソウル首都圏で新型コロナウイルス感染症が再び猛威を振るい始めた。複数のカトリック教会で集団感染が起きたため、5日連続で新規感染者数が100人を上回った。韓国政府はソウル首都圏での警戒レベルを「2段階」に引き上げ、集会やイベントの開催を制限。一部の学校授業を遠隔授業に切り替え、プロスポーツの観客動員も再び禁止された。2~3月にかけて新興宗教団体で発生した大規模なクラスター(感染者集団)と同じ轍を踏むのではないかとの懸念が広がっている。