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くら寿司が店頭公開、日本飲食業で初

くら寿司の台湾法人、亜洲蔵寿司は13日、店頭登録市場である台湾証券櫃台買売中心の上櫃(グレタイ)市場で9月に店頭公開すると発表した。日本の飲食企業による台湾での店頭公開は初めて。

710万7,000株の新株を発行し、1株当たりの暫定価格は55台湾元(約199円)。元大証券投資信託が主幹事を務める。公開後の払い込み済み資本金は最高4億4,980万元となる。

亜洲蔵寿司の設立は2014年1月で、現在の資本金は3億7,873万元。くら寿司が83.17%を出資する。

西川健太郎董事長兼総経理は、「社会環境が大きく変わる中での店頭公開となるが、より高まる責任を全うして台湾経済に貢献し、アジア各国へ羽ばたいていきたい」と述べた。

台湾での店舗数は、現在の27店から年内に30店以上、3年以内に50店以上とする目標を示した。毎年5~10店のペースで出店する。

西川董事長によると、今年2~4月は新型コロナウイルス感染症による影響が大きく出たが、5月以降は回復傾向にある。5~6月の各店舗の売上高は、前年同月の8~9割まで回復した。

亜洲蔵寿司の20年第2四半期(4~6月)の決算は純損益が1,525万元の赤字。売上高は10億1,044万元だった。

19年度は純利益が前年比17.2%減の8,871万元、売上高は34.1%増の19億2,625万元だった。

■中国進出は見送り

くら寿司は、今年予定していた中国市場への進出を見送ると発表した。西川董事長は「環境が大きく変わり、もう一度冷静に判断したい」と説明した。

今後は、新型コロナウイルス感染症の状況や経済の動向をみながら、引き続き中国を含む東南アジアへの出店を検討していく。将来的には日本国外で200店を展開する目標も示した。

くら寿司は海外で米国と台湾に展開する。

亜洲蔵寿司の西川健太郎董事長兼総経理(中央)は、9月に台湾証券櫃台買売中心の上櫃市場で公開すると発表した=13日、台北(NNA撮影)

亜洲蔵寿司の西川健太郎董事長兼総経理(中央)は、9月に台湾証券櫃台買売中心の上櫃市場で公開すると発表した=13日、台北(NNA撮影)


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: 金融サービス

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