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TSMC、40億米ドル上限の社債発行へ

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は11日、グループ会社を含め40億米ドル(約4,270億円)を上限とする無担保社債を発行すると発表した。経済日報などによると、米ドル建ての無担保債としては同社過去最大の規模となる。

11日に開いた董事会(取締役会)で決議した。このうちTSMCは、全額出資子会社のTSMCグローバルが発行する上限30億米ドルの社債に対して保証を行う。調達資金は生産能力の拡充に充てる。

証券筋によると、今回の資金調達は、5ナノ・3ナノメートル製造プロセスの製品に対する研究開発(R&D)を強化する動きとみられる。

TSMCは先月初めまでに今年4回目の起債を発表しており、4回を合わせた調達資金は約740億台湾元(約2,680億円)。世界的に低金利環境が広がる中、台湾元と米ドルの資金確保に動いている。

TSMCは11日、資本的支出(研究開発や設備投資などに投じる費用の総称)として、52億7,160万米ドルの予算を承認した。先端製造プロセス・特殊製造プロセス製品の生産拠点の設置と拡充、先端封止拠点の設置、今年第4四半期(10~12月)のR&Dや一般予算への充当にそれぞれ投じる。今月から順次投資を行う。

■台中に新拠点か

TSMCは、台中科学園区(中科)に近いゴルフ場「台中興農高爾夫球場」を新工場の用地として購入するとの見方が出ている。

ゴルフ場の面積は約100万平方メートルで、TSMCの「Fab(ファブ=工場)15」に近い。ゴルフ場のオーナーは売却に意欲的という。

TSMCはコメントを避けた。

■南科の工場資産取得

偏光板メーカーの力特光電科技(オプティマックス・テクノロジー)は12日、南部科学園区(南科)に持つ工場資産をTSMCに売却すると発表した。売却額は36億5,000万元で、売却益は約6億5,000万元となる見通し。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 金融建設・不動産IT・通信マクロ・統計・その他経済

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