ビーノス、台湾ＥＣでメルカリ商品販売

電子商取引（ＥＣ）サービス支援のＢＥＥＮＯＳ（ビーノス）は12日、シンガポール系のＥＣサイト「蝦皮購物（Shopee、ショッピー）」で、日本のフリーマーケットアプリ「メルカリ」の一部商品の台湾販売を開始したと発表した。

ビーノスグループの越境ＥＣ関連サービス「Buyee（バイイー）」が、メルカリの一部商品をショッピーに掲載する。現在はバイイーでの販売実績などを考慮した上で、ニーズが高いと考えられる商品から掲載している。将来的には、メルカリ商品の大半が購入できるよう、商品数を増やしていく。

ショッピーに掲載する商品ページはビーノスグループが翻訳、適正化を行い、現地の消費者からの問い合わせにも対応する。台湾の消費者から受注した商品は、バイイーがメルカリで購入手続きをし、検品、梱包（こんぽう）した後に発送する。

ビーノスは、「メルカリの出品者は特別な対応を必要とせず、販売機会の拡大が見込める」と説明した。

ビーノスグループは台湾を戦略的重点エリアと位置付けて、事業を強化。６月には台北市にマーケティング事業の子会社を設立した。