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豪銀、経営圧迫で軒並み預金金利引き下げ

オーストラリアの銀行は、新型コロナウイルスの流行による景気後退や政策金利の記録的な低さ、激化する住宅ローン市場のシェア争奪合戦への対応として、定期預金や普通預金の金利を軒並み引き下げている。金融サービス比較サイトのレートシティー(RateCity)によると、預金金利の引き下げは5月に加速し、6月、7月も引き続き行われているという。また過去1カ月に、90以上の預金の金利が引き下げられており、金利が引き上げられたのはわずか3種類だった。オーストラリアンが伝えた。

レートシティーによると、市場の預金の少なくとも70%が、現在金利が1%未満だという。

レートシティーの調査部長のティンドール氏は、各銀行がバランスシートを維持するために預金金利の引き下げを続けているとし、「新型コロナの流行で、住宅ローン市場の競争が激化しており、各銀行が住宅ローンの金利の引き下げを余儀なくされている結果、収益が圧迫されている」と述べた。

またティンドール氏は、預金金利の引き下げは収益の圧迫を軽減することができるため、今後も引き下げられることはあっても引き上げられることはないだろうとした。

投資銀行マッコーリーのアナリストは、銀行が収益性を守るための最終手段が預金金利の引き下げだとし、「メルボルンで9月半ばまでステージ4のロックダウン(都市封鎖)が実施されることを踏まえると、銀行の収益は今後急激に悪化する可能性が高い」と警告した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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