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コロナ禍でも増加、豪上半期の対中輸出

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、今年上半期(1~6月)のオーストラリアから中国への輸出額が742億2,800万豪ドル(約5兆6,319億円)に上り、前年同期比で3.7%増加したことが分かった。輸出増は主に鉄鉱石によるもので、特に4~6月期の輸出額は過去最高の146億豪ドルを記録した。5日付地元各紙が伝えた。

外務省のデータによると、前年同期と比較して、牛肉や小麦、野菜、果物、石油精製製品、動物用飼料などの中国向け輸出が増加。6月は全体の輸出額に占める中国向けの割合が48.8%と過去最高に達し、貿易黒字は82億豪ドルと30カ月連続の出超となった。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のエコノミストのストリックランド氏は、鉄鉱石輸出の継続的な強さは「中国の積極的な景気刺激策によって支えられた」と指摘している。

モリソン首相は、中国がこれまで以上にオーストラリアから輸入しているという事実は、両国間の経済関係が「相互に有益」であることを示していると強調した。

一方で上半期の日本向けの輸出額は245億1,000万豪ドルと中国に次いで2位で、インド、マレーシア、香港など向けとともに輸出額は大幅に減少。米国向けの輸出額は金の輸出の急増にけん引され、99億6,900万豪ドルと約38%増加し、3位の韓国向け、4位の欧州連合(EU)向けに次いで5位だった。

中国向けの輸出急増により、2019/20年度(19年7月~20年6月)のオーストラリアの貿易黒字は774億豪ドルと過去最高を記録している。


関連国・地域: 中国オーストラリア日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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