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RBA金利据え置き、今後0.1%に引き下げか

オーストラリア連邦準備銀(RBA)は4日、市場の予想通り、政策金利を過去最低水準の0.25%で据え置くと発表した。3月から同率で維持されている。また3年物国債の利回り目標も0.25%のまま維持した。ただ、ビクトリア(VIC)州で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、RBAは今後金利を0.1%まで引き下げざるを得なくなるとの見方も浮上している。

RBAは、VIC州でのロックダウン(都市封鎖)を考慮した国内経済見通しを発表。国内総生産(GDP)は2020年に前年比で6%縮小した後、21年に5%増加するとした。

失業率は、VIC州で失業者の増加が見込まれることから、20年暮れまでに10%に達するとした。回復には時間がかかるとし、向こう数年間で7%までの改善にとどまると予測した。

RBAのロウ総裁は先月、金利を0.1%まで引き下げる案について言及していた。

■給与補助政策の延長には賛同

RBAは、連邦政府が給与補助金「ジョブキーパー」と失業給付金「ジョブシーカー」を延長したことについて「歓迎する」とし、「今後も引き続き、景気刺激策や金融政策は必要になるだろう」との見方を示した。

ただ、信用調査会社クレディターウオッチのコフラン最高経営責任者(CEO)は「給与補助の延長は、問題を先送りにしているだけ。支援が終了すれば、自力で営業できない企業は倒産する」と警告した。

■量的緩和を再開

一方、3年物国債の利回りが7月半ばから目標を上回っていることから、RBAはきょう5日に国債を購入し、量的緩和を再開するとした。RBAは、3月にイールドカーブ(利回り曲線)の管理計画を開始して以降、債券市場からは距離を置いていた。

RBAの発表の直後、3年物国債の利回りは0.284%から0.258%に急落した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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