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農村NEV市場を開拓、政府がキャンペーン

中国政府は今月から各地で、新エネルギー車(NEV)を農村に普及させるキャンペーン「新能源汽車下郷」を展開する。メーカー各社が特別割引などの優遇措置を設け、農村消費者にNEVを売り込む。

工業情報省(工情省)、農業農村省、商務省の政府3部門が15日、各地の関連当局に通達した。キャンペーンの運営は中国自動車工業協会に委託する。今月下旬に山東省青島市、8月下旬から9月下旬に海南省海口、雲南省昆明、四川省成都、山西省太原の4市で大規模なイベントも予定している。

キャンペーンに参加するのは◇北京新能源汽車(北汽新能源)◇長城汽車◇上汽通用五菱汽車◇重慶長安新能源汽車◇奇瑞新能源汽車技術◇安徽江淮汽車集団◇比亜迪(BYD)◇東風汽車集団◇一汽奔騰轎車◇浙江合衆新能源汽車――の10社。各社が持ち寄る10万元(約153万円)以下の計16車種が優遇の対象となる。

中国政府は2009~10年に「汽車下郷」と呼ばれる農村での自動車普及キャンペーンを展開し、低排気量車への補助金や車両購入税の減免を行った実績がある。今回の新能源汽車下郷はこうした政府財政からの直接支援とは異なり、優遇措置の内容は主にメーカー各社に任されている。

中国中央テレビ(CCTV)によると、中国自動車工業協会の許海東・副総工程師は「1台当たりの割引幅は8,000元の車種もあれば2,000元の車種もある。平均では2,000~5,000元前後になる見通し」と説明。保証期間や充電設備の設置などで優遇するメーカーもあるという。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車農林・水産マクロ・統計・その他経済

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