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豪株式、19/20年度は金融危機以来の下落幅

オーストラリア株式市場は2019年/20年度(19年7月~20年6月)、2009年の世界金融危機以来最大の下落幅となった。6月30日の主要指標S&P/ASX200指数は、前日比1.43%高の5897.9ポイントと、新型コロナウイルスの流行再燃懸念から同1.5%下落した前日から反発したものの、過去12カ月では10.9%下落した。

ASX200は、直近では15/16年度に5.1%下落とマイナス成長しており、08/09年度は25%下落した。

ASX200は今年2月には7162.5ポイントと、過去最高値を記録したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月に大暴落。その後、国境閉鎖など各種対策が奏功し感染者が抑制されていたことで直近数カ月は急上昇していた。しかし、ビクトリア州で感染者が再び増加していることを受け、先週から再び不安定な様相となっている。

株価の暴落で退職年金ファンドの残高も目減りしており、株式に投資する成長ファンドの利回りはマイナス成長となる見込みだ。調査会社チャント・ウエストのシニア投資マネジャー、モハンクマー氏は、「世界的な新型コロナによる影響規模を考慮すると、年金残高の目減り額はごく小さい。これはオーストラリアのファンド各社の過去10年間の利回りが高水準だったため」と説明している。

世界金融危機以来の国内年金ファンドの利回りは、年間平均8.4%と、比較対象のベンチマークとされる、消費者物価指数(CPI)に3.5%を上乗せした5.5%を大きく上回る。モハンクマー氏は、退職を控えている年齢層には残高の減少は懸念材料となるが、年金は長期投資であることを認識すべきとしている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融社会・事件

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