NNA ASIA

セブ市の外出制限強化

感染急増で、首都圏は現状維持

フィリピン政府は16日、同日から30日まで適用する外出・移動制限措置の新たな区分を発表した。新型コロナウイルスの感染者が急増している中部セブ市は、住民に完全自宅待機を命じる最も厳しい措置に戻すほか、マニラ首都圏でも一部地域で感染が収まっていないとして従来の緩和措置を維持する。政府は約3カ月にわたり感染抑制に注力してきたが、収束にはなお時間がかかりそうだ。