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米ドル紙幣回収で混乱、首相が事態収拾へ

カンボジア中央銀行が5月28日に打ち出した米ドル小額紙幣の回収方針により、市中の商店などで混乱が生じている。近くこれら紙幣が使えなくなるとの不安などにより、受け取りを拒否するケースが続出。フン・セン首相が使用に問題はないとの声明を出す事態になっている。クメール・タイムズ(電子版)が1日に伝えた。

混乱の発端は、中銀が発表した1米ドル(約108円)、2米ドル、5米ドル紙幣の回収方針。中銀は商業銀行とマイクロファイナンス(小口金融)機関に対して、9月1日以降はこれら紙幣の回収に手数料を課すと発表したことから、国民の間で「小額紙幣が使用できなくなる」との情報が流布。既に多くの零細小売業者や給油店関係者、トゥクトゥク(三輪車)の運転手らが、米ドルの少額紙幣受け取りを拒否しているという。

中銀は回収方針を打ち出したものの、これら小額紙幣の流通は禁止していないため、フン・セン首相は「使用できなくなるという情報は単なるうわさ。本当に流通を禁止する時は改めて中銀が声明を発表する」とコメント。現時点で米ドルの小額紙幣は法定通貨に準ずる存在であり、使用や両替の際に手数料などが課されることはないと述べ、これまで通り米ドルの小額紙幣を使用するよう国民に呼び掛けた。


関連国・地域: カンボジア
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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